2024年5月の「心臓手術をした人も一緒に ジョギング&ウォーキング大会~After Surgery Fun Run」で、映像による記録と編集をお願いした成田さんはご自身も心臓手術の経験者です。
インタビューの最後に、今後のASFR大会での映像制作についてコメントをいただきました。
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企業のPV制作依や作品の映像ドキュメンタリー撮影などの仕事をこなしている
◾️ASFRウォーキング大会への参加と今後の映像手法の提案
成田 今回、ASFRのジョギング&ウォーキング大会に映像ディレクターとして参加して、あんなにボランティアの方が参加されているという規模感がわかっていなくて、圧倒されました。参加者の方が若いお子さんからお年寄りの方までいて、大会中も映像としての見どころがたくさんありました。
―――大会動画も回を重ねるにつれて充実してきました。今後どのようにしていけば良いと思いますか?
成田 映像ってどんどん編集してつないでいく動的なものなので、何らかのストーリーだったり、構成が必要じゃないですか。ただ撮って、ただつなげるだけだったら見てくれない。だとしたら例えば、レポーター立てるとかナビゲーターを出して番組っぽく仕上げる方法もあるし、ナレーションを加えることで魅力的な映像に仕上げることもできるかもしれない。
昨今のSNSだったらショート動画を数多く作る手もあると思います。
今年5月のASFR大会で映像撮影をする成田さん
―――ぜひSNS動画にも力を入れていきたいですね。
成田 SNS投稿用の動画として、ボランティアの方に大会中にスマホで動画を撮ってもらって、それを投稿してみたりとか。参加者の方がウォーキングしたり、走ったり、休憩しているところを勝手にどんどんアップしてもらうとかね。そういうリアルの魅力的な投稿があれば面白いかもしれないですね。
僕の手法でいえば、たとえばドキュメンタリーで言うと、ターゲットを一人決めてその人を追うとかありますね。八丈島から来た方をずっと追うとか。
ボランティアの誰かの視点でこのイベントを紹介するとか、視点を変えてみたりというのもありえます。
そういう切り口がないと、本当に情景を撮るしかなくなってくるので、大会の場を通して、そういう企画を立ててみても面白いと思います。
―――ありがとうございます。