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心臓手術を乗り越えた映像のプロフェッショナル

ー成田さんインタビュー (1)

2024年5月の「心臓手術をした人も一緒に ジョギング&ウォーキング大会~After Surgery Fun Run」で、映像による記録と編集をお願いした成田さんはご自身も心臓手術の経験者です。

成田さんご自身の手術経験について伺いました。

 

 

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インタビュー時の成田さん

◾️ゲーム業界からフリーの映像ディレクターへ

成田  現在51歳で、映像ディレクターをしています。2024年5月のASFRの大会では撮影と編集に携わりました。もともとはゲーム業界でプレイステーションのゲームなど作っていましたが、20年前からフリーとして、映像が好きだったので映像ディレクターになりました。業界的にはあまり良くない時期もありましたが、当時もフリーにはチャンスがあって、ツテを頼って仕事をとっていきました。

フリーでしばらくやってましたが、変な話、機材借りるのも会社法人にしないと借りられない、とかあったので、それで会社を設立しました。


―――映像ディレクターとして、どのような作品を作っているのですか?

成田  オリジナルの作品を作るよりも、ここ10年以上やっているのは何かのプロモーションビデオを作るといったことが多いですね。自分の作品としては音楽が好きなので、ミュージックビデオを作ったりもしています。

あとは実写の映画とかドラマなどのメイキング映像を撮っています。撮影といった体力勝負な仕事と、編集のような座ってやる仕事が半々で、撮影で遠くに足を運ぶこともあり日々忙しいですが、依頼によってターゲット層が千差万別の仕事なので、そういう意味でも飽きない仕事です。

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今年5月のASFRの大会で映像撮影と編集を担当した成田さん

 

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映画「耳をすませば」撮影舞台裏ドキュメントなどの映像作品を監督

 

◾️47歳での心臓手術

成田  心臓手術をしたのは今から4年前、47歳のときでした。もともと心臓に雑音があると言われていて、弁膜症気味かもしれないと診断されていました。さらに、上室性頻拍とも言われていました。昔から少しクラクラ、ドキドキすることがあり、少し休むと治るときがありました。しかし、あるとき突然、急に立ちあがるときに心臓がバクバクして、止まらなくなったんです。それで病院に行って、点滴を打つことがありました。

 

検査の結果、上室性頻拍が原因であり、カテーテルで治療することになりました。心臓の信号が一つ増えているので、「神経を一個焼けば治りますよ」と。最初のカテーテル治療は10年以上前に受けましたが、そのときはいわゆる焼灼をして治りました。

 

―――4年前はどのような状態になっていたのですか?

成田  それから47歳になって、もういよいよヤバいな、という感じになりました。調子いい時はいいんですけど、悪い時は自覚症状もけっこう出ました。ご飯食べてても苦しくなってきて横にならないとダメ、ぐらいだったので、まあまあひどかったんでしょうね。

病院で検査を受けて、これは手術ですね、と言われました。

手術を受ける病院は広尾病院を選びました。頻拍のカテーテル手術で実績があったので行ったのですが、弁膜症に関しては正直もっと調べた方が良かったかもしれないです。ただ、医師から急いだ方が良いと言われたため、セカンドオピニオンを求めることもせず、すぐに手術の日取りを決めました。


―――4年前というと、ちょうどコロナ禍の真っ最中ですね。

成田  コロナが始まった2020年の前半です。ちょうど仕事が減っていた時期でもあり、タイミング的には良かったのかもしれません。それでもちょうど撮影の依頼があって、入院しながら台本を書いたりしていました。それで、術後退院してすぐに撮影に移動した覚えもあります。

 

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