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参加者とボランティアが共に作る温かい「コミュニティ」

~エドワーズライフサイエンス社員から見たAfter Surgery Fun Run~ (3)

エドワーズライフサイエンスは人工弁の開発・製造などを行っている、心臓に関連する医療機器メーカーです。この大会が始まってから大勢の社員の方が毎年ボランティア参加して運営のサポートをしてくれています。

2024年の大会において、積極的に参加者の方々と交流をされていたお二人にお話を伺いました。(会社方針として匿名にさせていただいています)

 

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Part3:エドワーズのボランティア活動

 

◾️ボランティア活動が仕事に活きる――エドワーズの地域社会貢献

 

―――改善点とか悪いところもおっしゃってもらえれば。

Bさん: 改善ではないですが、初めて参加させていただいた身なので、会場設営やテント張りなどはボランティア経験者の方がいらっしゃらなければたぶん形にはならなかったのかなと思いました。それでも個人的に良かったのは、それが会社の中の交流としても良い機会になった点です。

今年のテント作りは私たちの会社が拝命して一緒にやらせてもらいました。普段って、社内の人間と仕事の話しかしないじゃないですか。でも、テントってみんなで声かけし合いながら設営するので、お互い声かけながらああしようこうしようと、良いコミュニケーションが生まれたのが良かったです。

 

Aさん  やっぱり仕事での関わり方って限定的ですけど、大会ボランティアだと、いろんな役割がある中で誰かこれやってくれませんか、という場面が出てきます。そのときに「私やりますよ」というように、ゴールの状態まで持っていくために横断的に助け合いながらやれたのが良いコミュニケーションになりました。多分エドワーズの中の友情も深まった1日だったと思います。

 

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テント設営の様子。赤いTシャツがエドワーズライフサイエンスのボランティアの方々

 

 

―――ボランティアのような機会は、エドワーズの会社が用意するのか、もともとそういう風土なのですか?

Aさん  会社としては、地域社会に還元する会社であることを大切にしています。会社からボランティアの機会を案内することもありますし、皆さん関心のある領域で個人的にボランティアに取り組まれている方もいらっしゃいます。

今回の大会の最後の挨拶で、「ボランティアっていうのは自分の時間を誰かにあげるっていうことなんです」っておっしゃられた時・・・。

 

―――小林理事の言葉ですね。

Aさん  はい。それがまさにボランティアの本質なんだなって気づかされました。

私は業務上、本社機能なので、病院に直接足を運んで心臓治療を経験した方と接する機会が少ないです。

ASFRの大会は、手術が終わって動こうという治療後の楽しい場なので、「どういう病気だったんですか?」から始まる会話じゃなくて、今何を楽しんでいますか?という風に会話が始まります。いち患者さんではなくていち個人として、治療を経験した方の話を聞ける場として毎年ありがたいなと思っています。

何かやりたくて集まっている場なので、つながりたいとか、走りたい、歩きたい、友達と一年ぶりに会いたいとか、その前向きさに自分も影響を受けているんだろうなと思います。

 

―――医療従事者の方もたくさんボランティア参加してくれています。

Aさん  患者さんが病院以外で医療従事者の方と喋れる場でもあるのがこの大会の特別なところだと思います。

検査などでの決められた機会では、先生もお忙しいんだろうなとどうしても遠慮の気持ちがあると思います。でも、そうじゃない機会で一日一緒に過ごして、医療の専門の人と会話できるのはすごくいいんだろうなと。

栄養相談とか血圧測定とか、体力測定とか医療の専門の方が開いているブースがありましたが、参加者の皆さんがそれぞれのブースに行って和やかに会話されていて、いい繋がりを作られているのを感じました。

 

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ウォーキングのコースで参加者をガイドするエドワーズライフサイエンスの方々(赤いTシャツ)

 

◾️仕事と関わりが深いからこそ、参加者を支える想いも強くなる

Bさん  私はサージカル事業部という部門に所属していて、扱っているのはまさに心臓血管外科手術で使う人工心臓弁やリングと言われる人工弁輪です。

Aさん  心臓外科手術で使用する治療製品なので、事業部としてはASFRと一番関係が深く、この事業部からは毎年何人かボランティアとしての参加があります。

Bさん  心臓の治療もどんどん低侵襲化していく流れにあります。でもやっぱり心臓血管外科手術は、低侵襲化してきているとはいえ、胸や肋骨の間を開いたりとかがあるので、復帰までの時間はかかります。

そういう治療を受けた方が、歩いたり、走ったりされている姿を見るのは、やはり医療機器を扱っている者からすると思い入れがあります。無事に治療を終えて、楽しそうに走られてる皆さんの姿を見て、本当に素晴らしいことだと肌で感じられました。

 

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